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金箔・金糸の製作工程

金沢から送られてきた金箔を金糸などに加工

地下室で乾いたら、さらにそれを加工して帯や着物に使う材料を作ります。まずは下地ごと縦に細く切る。100メートルを縦に切ったものが1000本ほど取れます。金を貼りつけた方を表側にして帯用の生地の縦糸、横糸に織り込んでいく。そうして金箔が織り込まれた生地ができあがります。こうして生地に直接織り込む方法と、金糸を作る方法とがあります。


金糸は、上述の1000本に切った金箔をさらに結んで長くしたものを絹糸に巻き付けたもの。だいたい4、5000メートル巻くと1000メートルの一本の金糸ができあがります。


帯や仏具に使われるまでに多くの職人の手を渡る

このようにして和紙を作り、金箔を作り、金箔を貼り、金糸を作る。多くの職人のもとを行き交いながら、やっとひとつの材料ができあがるのです。最近では職人の人口も減り、こうした作業の多くが機械化されつつあるようですが、やはり人の手を通した風合いや品格というものは確実に物にあらわれます。国産の仏壇は高価ですが、それは関わっている職人の多さや使われた伝統技術によるのです。機械などで簡単に量産されたものと、多くの専門の職人がそれぞれ分業し手間ひまをかけて“本物”をつくりあげたもの、その違いです。


京都にはそういったさまざまな専門の職人を守るための組合が存在します。例えば仏壇を漆で塗りその上に金箔を貼る職人の組合、中のくみ絵を作る職人の組合、飾り金具だけの職人組合や、欄間の彫刻だけの職人組合もございます。その他にも扇子や草履など、何の分野でも本格的にものを作る職人がいる京都。“職人あるところに組合あり”これは京都のものづくり文化を守っていくためのものです。


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